●コトトレHP / ●主宰 吉井春樹HP

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知り合い親子の話。
その親子のお子さんから、
聞かせてもらったお話です。

そのお子さんの両親は、
40年以上、連れ添っていて、
4人の子供に恵まれ全員成人し、
それぞれに家庭を持ち、
実家から巣立っていきました。

末っ子が実家を離れると、
ふたりっきりの生活が始まりました。
ほぼ40年ぶりの二人暮らし。

ダンナさん70歳。オクサン67歳。

そんな年齢ということもあってか、
ふたりのコミュニケーションは、
言葉を重ねるというよりは、
「察する」とか「阿吽」とか、
そういう感じのものでした。

仲が悪い、というわけじゃなくて、
どちらかというとそれが自然な感じで
お子さんたちも気にしてませんでした。

ところが、末っ子が巣立って、
数ヶ月したときに、ちょっとしたことが
きっかけで、売り言葉に買い言葉で、
お互いにトゲトゲしいコトバを言い合いました。

そこから、夫婦の関係が、
すこしイビツなものになりました。
用事があれば会話はするんだけど、
冷たくなったり、嫌味な感じだったり、
そんな風になりたくなかったからか、
もともと多くなかった会話自体が、
2日口を聞かない日があるのも珍しくない、
というほどの、二人になってしまったそうです。

そんなあるとき、
ダンナさんに、ある病気が発覚して、
命に関わるようなわけではないけれど、
手術をすることになりました。

ダンナさんは働き者で、
もともとスポーツマンだったこともあって
70歳という年齢とは思えないほど若々しく、
ケガや病気もほとんどしたことがなく、
人生で初めての入院、手術でした。

をの日に
手術と入院が決まったことを、
オクサンに報告しました。

もちろんケンカというか、
冷戦状態はつづいていたので、
ほんとにただの報告のつもりで伝えました。

そして、翌朝。
ダンナさんは着替えなど
自分で用意をして、
出かける準備をしていました。

すると、
オクサンが玄関に戻ってきました。

病院に一緒にいくために、
車でダンナさんを連れていくため、
不慣れな運転のための準備をして、
それが終わって戻ってきたタイミングでした。

「いちおう、私もついていくわ」
と、オクサンは言い、
内心うれしかったけど顔にも声にも出せず
「おお」とだけ
ダンナさんは答えました。

それからオクサンの運転で、
特に会話もなく病院まで行きました。

手術も無事終わりましたが、
しばらくは入院で安静とのことで
ダンナさんは部屋に残り、
オクサンは自宅に戻ることになりました。

そして、その日は
ダンナさんは病室で一人、
とくに何をするわけでもなかったけど、
まさか来てくれると思ってなかった
オクサンが病院に来てくれたことが
とても嬉しかったそうです。

で、翌日になって、
またオクサンがお見舞いというか、
病室に忘れ物なども持ってきてくれました。

容態のことや、病院でのことなどを
いくつか会話を交わして、
オクサンは自宅に戻るため
部屋を出ようとしたとき、

「おう・・・、あのぅ、
 きてくれて、すまんな。
 あのぅ・・・ありがとうな」

と、ダンナさんは人生で初めて、
感謝の言葉をオクサンに伝えました。

オクサンは、
「・・・なによ、
 これくらいあたりまえやろ」
と答えて、帰ったそうですが、
お子さんに報告したくなるほど、
ありがとうと言われて驚いたのと
うれしかったみたいです。

翌日も、容態もよく
とくに心配もすることもないけれど、
オクサンは病院へいき、
何気ない会話をし、1時間ほど病室で過ごし、
また帰ろうするタイミングで、
ダンナさんから
「今日もきてくれてありがとう」
と前の日より、少しはっきりと、
「ありがとう」を伝えられたそうです。

オクサンは照れながら、
「またあしたもくるから、
 ちゃんと休んどいてね」と
言い自宅に帰りました。

その後も退院するまで、
毎日、オクサンは病院にきて、
何をするわけでもない時間を過ごし、
そのたびにダンナさんは
「ありがとう」と伝えたそうです。

・・・ちょっと長くなりましたが、
この話を教えてもらってすごく感動したんです。
なんてないことない話かもしれないし
よくありそうな話かもしれないけれど、
じつは、このダンナさんが「ありがとう」を
言えるきっかけをつくったのが、お子さん、だったんです。

お子さんが、両親に対して、
「ありがとう」っていう気持ちだけじゃなく
言葉で感謝を伝えるようになったことがきっかけで
ダンナさん(お父さん)はオクサン(お母さん)に、
「ありがとう」を伝えようと思ったらしいんです。

オクサン、嬉しかっただろうな、とか、
ダンナさん、勇気だしてかっこいいな、とか、
お子さん、めっちゃくちゃ嬉しかっただろうな、とか、
病気がオオゴトじゃなかったことも重なって、
ほんとに、「病気になったことがいいことにつながったのかも」
くらいに思えるほど、すごく素敵な出来事でした。




なぜ、このダンナさんは
ありがとうを伝えることができたのか。
なぜ、このオクサンは
ありがとうをうけとることができたのか。




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40年連れ添った中でなくても、
僕たちは、一人で生きてるわけじゃなくて、
家族とか、同僚とか、友達とか、
まわりのいろんな人と関わりながら、
そしてその中でコトバを交わらせながら、
仲良くなったり、親密になったり、
ケンカしたり、疎遠になったり、
っていう人間関係を持っているもの。




もちろん、
言葉なしでわかりあえる関係もあると思うけど、
ネットとかスマホでのコミュニケーション頻度が増えてる分、
より、言葉を使って、気持ちや考え、
感謝や、ねぎらい、そういったものを、
相手に伝える必要性が高まっているのかもしれません。




感謝してるつもりでも
言葉にしなきゃわからない。

好きだというつもりでも
言葉にしないと伝わらない。

怒っていることも、悲しいことも、
希望してることも、考えてることも、
それを自分の中に留めておくだけでは、
ずーーーーっと、相手には届かないもの。




たった一言で、
笑顔になってくれるんです。

たった一回で、
長年の努力が報われるんです。

たった数文字で
仲直りできたりもするんです。




たかが言葉だけど、
愛情を感じることができ、
愛情を伝えることができるんです。

コトバで傷つくことや、
誤解が生まれることも、
もちろん事実であるはず。

だけど、それと同じように、
コトバで癒されたり、
仲直りしたり、愛情を感じたりする、
それもちゃんと事実のはずなんです。

だから、
大切な人に向けて、
自分の感じている想いを
コトバに出して伝えるのがいい。

そして、そういう
「伝えたい想い」
というのは誰しもが、
かならず持っているし、
宿しているものなのかもな、とも。

「ありがとう」という想いを
伝えたいと思っていなければ
ダンナさんは「ありがとう」って
伝えなかったはずなんです。




長年、伝えたかったけど、
恥ずかしいし、かっこわるいし、
笑われるかもしれないし、
気まずくなるかもしれないし、
みたいなことが重なって、
想いはあったけれど
言えなかった、のかもしれない。

だから「ありがとう」が
心の中になかったわけじゃない。
言葉にできてなかっただけで。

でも、「ありがとう」が
言葉にならなかったら
心の中にあったかどうかを
相手は感じられないままなんです。

だけど、たった一言、
「ありがとう」って
伝えたことで、自分もすっきりするし、
何より大切な人が喜んでくれる。

そして、
また言いたくなる。

もっと伝わるように、
もっと自分のありのままの
想いに近い言葉を選んで、伝えたくなる。

大切な相手に
大切だと思う気持ちを
言葉を選んで伝えるというのは、
幸せがいっぱい詰まってる。

だから、
うまくなくてもいいから
かっこわるくてもいいから
きれいなことばじゃなくてもいいから
それでも、自分の中にある
「伝えたい想い」をみつけて、
それを言葉にして伝えるチャンスを
何回でも持ってもらえたら、嬉しいです。





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愛されことばのレシピ」というブログの「検索ワード」で多いのが、
こんなキーワードたちなんです。



「やさしい言葉をかけたい。(かけられない)」
「ありがとうって伝えたい(いえない)」
「応援の言葉」
「元気づけたい」
「勇気が出る言葉」
「素直に褒めたい(あげられない)
「好きすぎて告白できない(したい)。」





家族とのこと、友達とのこと、
部下や上司との言葉のやりとり、
職場や家庭などの実社会はもちろん、
それにフェイスブックやライン、
ブログやツイッターなどのネット社会の中においても、
さまざまな人とのつながりがあって、
それらの人間関係やコミュニティを、
僕たちは複数持っているものです。




さまざまな人と
出会う機会が増えたからこそ、
つながりが多様化していく分、
味わうストレスやトラブルも
増えていってしまいます。

それらの人間関係で抱える
ストレスやトラブルの多くは、
いろいろな原因があるものですが、

その根っこにあるものは、
「愛情不足」だと考えられています。

「愛されてない」
と感じてしまうとき、
その相手、あるいは自分自身との
いや〜な感じを生みだしてしまう。

そのときに足らないのは、
やっぱり「愛の伝わる言葉」です。
愛されてないと感じるのは
愛を”わかりやすく”感じられるような
言葉を伝えてもらえてないとき。

大切なわが子に、
大好きなダンナさんに、
応援したい部下に、
お世話になってる上司に、
ネットでのつながりに、
一緒に勉強してる仲間に、
「イライラ」させたり
「さみしい」気持ちにさせたりして
「愛情不足」にしてしまわないように。

いつだっていえる、
だれにだっていえる、
そしてわかりやすい、
愛だって伝わる、
自分だって言いやすい、
そんな世界にひとつの
「愛されことば」を
手にいれてもらいたいのです。




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たとえば、
あなたが職場で仕事をしるときに、
大嫌いな上司から

「ヒマそうだね」
と声をかけられたら、
どんな気持ちになりますか?

そして「ヒマそうだね」というコトバに、
どんな意味が込められていると思いますか?



もしかしたら
「サボってると思われてるのかな」
「面倒なことを押しつけられるんじゃないか」
「邪魔しにきたのかな」
「チェックされてるみたいで窮屈だな」
なんて想いが浮かんだりしませんか。

逆に
大好きな人を思い浮かべてください。




その人が
「ヒマそうだね」
と声をかけてくれていたら
どんな印象をうけますか?

そして、
「ヒマそうだね」
というコトバに込められた意味は
どんなものだと想像したでしょうか?

「何か楽しいことに誘ってくれるのかしら」
「何かお手伝いできることならさせてください」
「見守ってくれていてうれしいな」

など、
まったく同じコトバを
かけられているにも関わらず、
相手に対する印象がちがうだけで
そのコトバの意味も影響を受けて、
大きく変化してしまうのです。

だから、この
「すれちがい」を
クリアにしていくことで、
もっと、僕たちは、
「愛情」を伝えられるし
「愛情」を感じられるはず。

「愛されことば」を
他人に伝えることができるし
「愛されことば」を
自分で感じることもできる、
そんな1日にできたら、と。


愛情表現の言葉の専門家

愛されコトバ家 吉井春樹
コピーライターを経て、作家、詩人として、
恋愛や家族のことなどを言葉にして表す傍ら、
「感情表現」や「文章コミュニケーション」を
自身が主宰する「コトトレ」のオリジナルプログラムで
さまざまな受講生の「自己表現」や「コミュニケーション」の
悩みや不満を解消する取り組みを行っている。





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しようと思っていること
【お話すること】
・「愛されことば」に必要なこと
・「愛されことば」と「嫌われことば」
・3つの「愛・愛・愛」を貫く
・コトバのガリバートンネルの法則
・コトバを出せない11の壁
【やってもらうこと】
・「やさしささがしワーク」
・世界に1つの「愛されフレーズ」をつくる
・(おまけ)事前にいただいた質問や悩み事への回答




むいてるひと、きてほしいひと
「やさしい言葉をかけたい。(かけられない)」
「ありがとうって伝えたい(いえない)」
「応援の言葉」
「元気づけたい」
「勇気が出る言葉」
「素直に褒めたい(あげられない)
「好きすぎて告白できない(したい)。」




日 程  :6月25日(土)
時 間  :14:00〜18:00(4時間)
会 場  :東京場所(申込後に詳細連絡)




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▶ 申込はこちら
愛されことばを一緒につくる
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★特典1
今見てくださっている人に特別!
早割期間中にお申し込みをいただいたあなたへの特典。
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いまだけ受講料割引(4月30日まで)

15,000円→10,000円

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たった1日で、大切なひとが
元気になってもらえるような言葉を
他のだれでもないあなた自身の手で
つくりだすことができたら、
どれほどしあわせな気分に浸れるでしょうか。

ここぞというときに、
名言を探すのでなく、本を開くのでなく、
他人に相談するのでなく、自分で考えて、
自分の想いを込めて、その人を元気にする。

自分だからこそ、できること。
あなただからこそ、元気にできる人がいる。
あなたのコトバだからこそ、元気になれる人がいる。

その人のために
あなたはあなたを信じて貫いて、
魔法の言葉をどうか一緒に完成させましょう!

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▶もう一度、お願いです。あなたの大切な人のために。

https://ssl.formman.com/form/pc/o8sYiX9wCMDpaPDb/

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